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生者のための数に一を加え/死者のための数に一を捧げ
わたしの天秤は静かに狂う//思い出は数えられないから
十本の指のまま/生きていく
(「挽歌」)
「海 それは まだ海になる前の あの自在な青い水のことだ」(「出航」)。
待つこと、拒むこと。生の根底をひるまずに見つめ、幾たびも出ていく。置き去りにされたものを光らせる、出航の痕跡、20篇。新境地を拓く3つの長篇詩を含む、待望の第3詩集。
装幀=倉本修
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