表面的技術ではなく、
推手(相対技法)の
核心がわかる!
相手の勁(力)を引き出して外し、機に乗じて変化─。
放鬆(脱力)を極め、心気を順にする!
北京の南湖公園にて、馬老師が信頼した弟子に伝えた先人の故事、伝統拳論、歌訣の解釈、自身の修業経験など、貴重な話を収録。攻撃を仕掛けてきた相手が、なぜか尻もちをついてしまう!? 武術と健身の奥深い真理は「家常話=よもやま話」の中に。
その推手は“ 神手”と呼ばれる、伝統太極拳の現存するレジェンド
─ 馬長勲老師の書は濃密で精錬、太極拳研究者なら必読です。
公益社団法人 日本武術太極拳連盟 専務理事 川〓雅雄 推薦!
CONTENTS
序文1:武縁/呉彬
序文2:真理はよもやま話の中に/王振川
自序 王子鵬
日本語版発刊にあたって/馬長勲
日本語版読者の方へ/訳者
日本語版凡例
用語集
●南呉北王
▼王茂斎編
呉門立雪
開竅
呉式太極拳を磨いた10年間
掌中の鳥、飛び立てず
ふいになった北京ダック
〝二百五〟
鉄槍林
袁良市長との付き合い
練習は食事付き
▼呉鑑泉編
呉式第一の名手
箸 対 杆
上海での技比べ
▼王子英編
元気虎
いとこの腕試し
不打不相識
同門は仲が良い
互いに敬い尊重する
断臂剣
人生の悲しい出来事
●劉晩蒼老師一門の故事
病を抱えて入門する
正式に弟子になる
相得益彰
〝快手劉〟
初めて太極拳の純功を知る
密かな行動
無理矢理のお願い
王家で芸を学ぶ
推手を専門とする
名門派
君子の徳
●呉門の優れた先輩たち
張継之
李文傑
楊禹廷
他門の名人
師であり友であり
呉式の源流
呉式は人を飛ばせない?
推手は力比べではない
試合を唯一の目的にしてはいけない
脇で見ている人にはわからない
推手は内なるものを失いつつある
武芸の境地
〝拳〟の一字が人生を誤らせる
口で伝え心で授ける
推手練習の〝三規〟
拳論は全体を捉える
人を相手に練習する
〝守住中定往開打〟
開手
双重と虚実
陰陽相済
鬆慢円均
中正安舒
赤子でいられるか?
立如平准
換力
站
玄関竅開
「脚」で拳を練習する
三位一体
「開展」
寸勁の功夫
六防六攻
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