取り寄せ不可
行ってはいけない!!
アジアのシリコンバレー・深センをさまようネトゲ廃人、広州に出現したアフリカ人村、内モンゴルの超弩級ゴーストタウン、謎のゆるキャラ勢揃いの共産党テーマパーク、さらには日本や東南アジア、さらには北米カナダまで。現代中国を炙り出す弾丸ルポルタージュ11連発!!
ようこそ、ちょっと不思議で、心底怖い中国の旅へ。
「さいはての中国」は、単純に地理的な辺境地帯だけを意味するわけではない。それは、誰も気にとめず注意を払わない、現代中国の未知なる素顔を意味する言葉のつもりである。――「序章」より
【編集担当からのおすすめ情報】
天安門事件の「その後」を描いた『八九六四』が各紙で大絶賛された安田峰俊氏による最新作。次なるテーマは「さいはて」です。といっても、いわゆる「クレージー・ジャーニー」とは趣を異にします。著者が選んだ取材先は、深センや広州、プノンペンやトロントなど、アクセス的には困難ではない土地です。しかし、本書を読めば分かるとおり、これらの地はそれぞれの理由で、観光客には辿り着けない「奥地」であり、中国が外部に見せたくない「素顔」も垣間見えます。数々の社会派ルポを発表してきた著者の新境地を、お楽しみください。
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