新国訳大蔵経 中国撰述部 1ー5(法華・天台部)

法華玄義3・観音玄義・法華経安楽行義

新国訳大蔵経 中国撰述部

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出版社
大蔵出版
著者名
菅野博史
価格
11,000円(本体10,000円+税)
発行年月
2018年9月
判型
A5
ISBN
9784804382050

『法華玄義』全三冊、待望の完結!
五重各説の第二「顕体」最終節より教判論を展開した第五「釈教相」および灌頂の「後記」までと、同じく智_の五重玄義による観世音菩薩普門品(『観音経』)を詳説した注釈書、その師・慧思の貴重な法華経観を示した著作の三典籍を収録。

天台教学の根本典籍であり、かつ古来最も読まれた法華経注釈書とされる『法華玄義』の全文を読み解いた待望の完結篇。
本書では巻九下?巻十下において、五重玄義(各説)の第二「顕体」(教えの根拠としての真理を顕らかにすること)最終節より、教主釈尊の修行とその果報を明らかにした第三「明宗」、『法華経』の衆生を救済するはたらきを示した第四「明用」、そして教判論を展開した第五「釈教相」までを説き明かし、最後に弟子の灌頂(561-632)による「後記」を付している。
併せて、同じく智_(538-597)が『法華経』の観世音菩薩普門品(『観音経』)を特に取り上げて、五重玄義により詳説した注釈書『観音玄義』二巻、その師・慧思(515-577)の貴重な法華経観を示した著作『法華経安楽行義』一巻の計三典籍を収録する。

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