取り寄せ不可
1969年、原宿セントラルアパート。
暴力と性の過激な描写とともに時代や社会を撃つ作品を量産し
若者たちを熱狂させていた若松プロダクション。
その梁山泊に迷い込んだのは一人の助監督志望の女性だった。
1969年から1971年という、
若松プロのいわゆる「黄金期」を描きながら、
噴出していく生の衝動をフィルムに焼き付けたのは、
若松プロ出身の白石和彌。
助監督めぐみを門脇麦が、若松孝二を井浦新が怪演した。
若松監督没後6年目に、監督ゆかりのキャストスタッフが集結し、
若松プロダクションが再始動した。
本書は、若松プロ新作「止められるか、俺たちを」の作品を
さまざまな角度から照射することを試みた公式ガイドブックである。
白石、門脇、井浦に加え、今回音楽を担当した曽我部恵一のインタビュー、
篠原勝之、吉田伊知郎、四方田犬彦、佐藤信の寄稿、
初期若松プロをつくりあげた、足立正生、秋山道男、高間賢治、荒井晴彦ら
レジェンドたちによる辛口炸裂の座談会や、撮影日記、
若松プロ年表から注釈つきの完成台本まで。
観てから読むか、読んでから観るか!
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