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「絶対に屈してはならない。絶対に……」。チャーチルの公式伝記作家による全200篇の「名言集・名演説集」決定版! 発言の時代背景と解説を付し、あらゆる文献から集めた珠玉の言葉。言葉を最大の武器とし、演説の名手でもあったチャーチルの経験、考え、困難の足跡をたどる。
チャーチルの少年時代の回想をはじめ、従軍記者時代に書いた新聞や雑誌の記事、選挙戦や議会などでの演説、2回の大戦の回顧録など、様々な文献から集められている。これを読むと、彼がどれほど大きな足跡を世界の歴史に残したかか、あらためて知ることができる。本書のように少年時代の回想から晩年の演説にいたるまでを網羅し、200篇もの原稿を年代順にまとめた作品は、日本では類がない。チャーチルは「言葉の力を知り尽くし、巧みに使いこなした」と、編者の序文に記されている。言葉はチャーチルの最大の武器だった。本書は、チャーチルの偉大な足跡を彼自身の言葉でたどる作品だと言える。
1940年から1945年にイギリス戦時内閣の首相として国家を率い、第二次世界大戦を勝利へと導いたウィンストン・チャーチル。……チャーチルは演説の名手であり、数々の名言を残している。「血と労苦と涙と汗」「我々は海岸で戦い、敵の上陸地点で戦い……決して降伏しない」「絶対に屈してはならない。絶対に、絶対に、絶対に」「鉄のカーテンが降ろされた」などは、あまりにも有名であり、いまでも言及されることが多い。もちろん本書にもこれらの名言は記されているが、本書の特色は、こうした言葉が発せられた時代背景を読者が十分に把握し、演説や文章全体の流れの中でその意味をとらえられるように配慮されている点にある。――「訳者あとがき」より
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