日本人、最期のことば

日本人、最期のことば

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出版社
飛鳥新社
著者名
西村眞
価格
1,528円(本体1,389円+税)
発行年月
2018年10月
判型
B6
ISBN
9784864106405

"偉人20人の人生の終い方を描く
超濃厚な短編歴史人物譚。

彼らは何を想いながら、あの世へと旅立って行ったのか。
その遺言には、私たちが見失っている「日本人の原点」が生き続けている。

死は、誰にでも等しく訪れる。
私にも、そしてあなたにも。

・西郷隆盛
降り注ぐ政府軍の弾火が股と腹に命中し、覚悟を決めて…。
「もう、この辺でよかろ」

・豊臣秀吉
幼い息子、秀頼の行く末を案じつつ病床の中で…。
「なにわのことも ゆめの又ゆめ」

・夏目漱石
""泣くんじゃない""とたしなめられた末娘を思いやって…。
「いいよいいよ、泣いてもいいよ」

・乃木希典
日露戦争で多数の命を失わせた罪に、自らを罰するかのように…
「乃木家は我が一代限り」

・小林一茶
好き勝手生きてきたことに、虚しさや後ろめたさを感じて…
「耕ずして喰ひ、織ずして着る体たらく、今まで罰のあたらぬもふしぎ也」

・北原白秋
激しい発作が落ち着き、窓から入る新鮮な空気を感じながら…
「新しい出発だ。窓をもう少しお開け。……ああ、素晴らしい」"

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