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英語圏で最多の読者数を誇る軍事史家の代表作、ついに翻訳!
戦争の世界史を、弓矢と刀槍の時代、マスケット単発銃の時代、ライフル銃と機関銃の時代の三時代に区分し、それぞれを代表する会戦として、英仏百年戦争のアジャンクール(1415年)、ナポレオン戦争のワーテルロー(1815年)、第一次世界大戦のソンム川(1916年)の3つの会戦をとりあげる。
矢玉の飛び交え戦場で、生身の人間としての兵士は、どのような経験をし、どうふるまうのか。現場の兵士の視点から実況を生き生きと描き出したその臨場感、再現度は圧倒的である。さらに会戦が時代を経るにしたがって時間的、空間的に拡大することを指摘、今後、勝敗の帰趨を決めるような会戦が行われうるのかについて懐疑を示し、決戦主義に警鐘を鳴らす。
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