日本の国益

講談社現代新書

日本の国益

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
講談社
著者名
小原雅博
価格
968円(本体880円+税)
発行年月
2018年9月
判型
新書
ISBN
9784065131268

世界の激動の中で、国家をかくも駆り立てる「国益」とはそもそも何なのか? 「国益を誤れば国家は滅びる」。戦前の日本がそうであった。しかし、それほど重大なテーマにもかかわらず、私達は「国益とは何か」を真剣に考えているだろうか? 世界で国益が声高に叫ばれる今日に改めて「国益とは何か」を考えることで、日本の行方を中長期的に思考するための外交入門。


  主権や国益が優先する時代に突入し、自由貿易や法の支配といったリベラルな国際秩序が悲鳴を上げている。

 アメリカのトランプ大統領は「自国民最優先」の政策に大きく舵を切った。そして、アメリカが後退した空白を埋めるかのように、中国が「大国外交」と「核心利益」を掲げて自己主張を強め、ロシアとともに力による現状変更に動いている。欧州でもナショナリズムが高まり、国益の復権がEUのつながりを脅かしている。

 しかし、世界の激動の中で、国家をかくも駆り立てる「国益」とはそもそも何なのか?

 「国益を誤れば国家は滅びる」。戦前の日本がそうであった。しかし、それほど重大なテーマにもかかわらず、私達は国益について真剣に考えているだろうか?

 世界で国益が声高に叫ばれる今日において、改めて「国益とは何か」を考えることで、日本の行方を中長期的に思考するための外交入門。

<本書の構成>

序章  今、なぜ国益を考えるのか?
第1章 「国益」とは何か
第2章 「国益」の歴史的変遷
第3章 国益とパワーをめぐる大国の攻防
第4章 日本の国益を揺るがす三つの脅威
終章 日本の「開かれた国益」外交

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top