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小学校図画工作科や中学校美術科の目的は、優れた作品をつくることではない。造形的な表現活動や鑑賞活動を通して、人間として必要な資質・能力を子どもたちの内側に育成することである。そして、こうした理由によって、図画工作科・美術科は、これからの日本に無くてはならない教科であるとも言える。しかし、現在求められているのは、「私はこう考える、こう感じる」という主観的な意見ではなく、なぜ、そう考えるのかという根拠(エビデンス)を伴った知見である。この根拠を示して行くのが、美術教育に携わる大学人の使命であろう。
本書は、日本教育大学協会全国美術部門の関東地区会会員として、教員養成に携わる国立大学法人(東京学芸大学、横浜国立大学、千葉大学、茨城大学、宇都宮大学、群馬大学、山梨大学、埼玉大学、筑波大学)の中で、美術教育の存在意義を考え、少しでも良い教員を育成しようとしている担当教員たちの成果を収録したものである。
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