南岳衡山と聖徳太子信仰

南岳衡山と聖徳太子信仰

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出版社
勉誠社
著者名
阿部泰郎 , 吉原浩人
価格
7,700円(本体7,000円+税)
発行年月
2018年6月
判型
A5
ISBN
9784585210467

聖徳太子は、中国の南岳衡山から、前世所持の『法華経』を持ち帰らせた。
ところがそれは弟子の経であったため、夢殿に入定した太子は、自ら青龍車に乗って、衡山まで天翔けた―。
この衡山は、かつて達摩と慧思が対面した地であり、その慧思は聖徳太子に転生し、片岡山で達摩の化身の飢人と対面した―。

日本における聖徳太子伝の核心をなす、南岳衡山をめぐる太子伝説話を出発点とし、文献・儀礼・聖遺物・絵画など各方面から、古代・中世の聖徳太子信仰の諸相を描きだす。

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