根本思想を骨抜きにした『ツァラトゥストラ』翻訳史

根本思想を骨抜きにした『ツァラトゥストラ』翻訳史

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出版社
鳥影社
著者名
小山修一
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2018年8月
判型
四六判
ISBN
9784862656988

ニーチェの命の翻訳はー日本近代文学の死角



『ツァラトゥストラ』の目的は、読者に健やかな喜びを極めさせることにある。だが「没落」という言葉の意図的な乱用によって、その根本思想は骨抜きにされてきた。その換骨奪胎の歴史を辿ってみると、復古の闇が見えてくる。



序章から二章は背景。三章は本論! 四章から六章は再び背景、或いは樗牛(ちょぎゅう)オールドファンへの贈物。七章の「漱石と長江」は斬新そのもの、日本近代文学の最大の死角を抉り出しているのではないか。八章から十章は本丸本論!! とにかく、鴎外や啄木をはじめ、平塚らいてう、更には原節子に到るまで興味津津のテーマが満載!

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