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宇宙の真理を説く密教を、どう学ぶか。成立・発展から神秘思想との関連性、空海までをやさしく説明。基本経典の解説も併せて収録。
“Ⅰ密教ランドへ”は、主として大乗仏教における密教の成立とその位置づけ、密教の神秘思想に対する正当な評価、さらにはニューサイエンス(ニュー・エイジ・サイエンス)との関わり、とくに両者の思想的連動性をとり挙げてある。
“Ⅱ弘法大師空海の世界へ”は、空海密教に対する理解と、曼荼羅思想が浄土信仰と融合して密厳浄土が形成されるまで、すなわち空海から覚鑁までの密教の軌跡をデッサンしたものである。
また“Ⅲ密教経典をひらく”では、主要な密教経典として大日経・理趣経・金剛頂経について述べ、最後に空海の『秘蔵宝鑰』によって空海密教における十住心体系すなわち密教構成の世界像を窺う。
“Ⅳ密教を学び・修行する”は、密教の基本的な教理と実践への入門ともいうべきものである。体験の宗教である密教は思想的な理解(教相)だけでなく、体験的な了解(事相)が伴わなければならないのは、むろんのことだからである。
以上、本書の内容構成はかなりバラエティに富んだものであって、おのずから密教入門の体裁をなすといえよう。(あとがきより)
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