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今から50年以上前に起きた「千葉大腸チフス事件」。チフス菌をばらまき集団感染を引き起こしたとして、当時の大学病院の勤務医が犯人として逮捕され、多くの科学的な矛盾や疑問があったにもかかわらず、最後は自白(相変わらずの密室での)を根拠に有罪が確定し、長期刑に服した。しかし、彼はまぎれもなく冤罪で、厚生省(当時)と大学とマスメディアの無責任体制のスケープゴートにされただけ。その強固なトライアングルに敢然と立ち向かった一人の公務員疫学者の姿を、本人の遺著や娘の手記、当時の資料などをもとに改めてたどり直す。
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