「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは、言ったんだ。

ポプラ文庫ピュアフル

「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは、言ったんだ。

取り寄せ不可

出版社
ポプラ社
著者名
隙名こと
価格
726円(本体660円+税)
発行年月
2018年9月
判型
文庫
ISBN
9784591160190

「15分で一万円のバイトに興味はありませんか?」

クラスでも目立たない男子高校生・駒田に、
笑わない美少女、水品さんが声をかけてきた──
謎めいた展開に思わず一気読み!
涙のラストが待ち受ける、感動の青春ミステリ登場!
第7回ポプラ社小説新人賞<特別賞>受賞作


駒田悟理は、子どもの頃の出来事がきっかけで友達をつくらなくなり、学校でも目立たない存在の男子高校生。ある日、久しぶりに登校してきたとなりの席のクールな美少女、水品さんが、ひそかに声をかけてきた。「15分で一万円のバイトに興味はありませんか?」
思わず興味アリと答えた駒田が指示されたのは、電車に乗って席に座り、雑誌を読むこと。後日、その仕事の本当の目的に気が付いた駒田は、水品さんの変わった仕事を手伝うことになり、決して笑わない彼女の秘密にも近づいていく。
悪意のない集団の行動が人を傷つける現代社会特有の問題に触れ、またその流れを変えていくこともできるという勇気をも描いている、優しい青春ミステリー。


プロローグ 5年前、俺の一人称が「僕」だった頃
1章 座っているだけの簡単なお仕事です
2章 道を訊くだけの簡単なお仕事です
3章 大騒ぎするだけの簡単なお仕事です
エピローグ 季節は巡って、奇跡も巡る


カバーイラスト 爽々

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