取り寄せ不可
なんだろう、この胸さわぎ……。
子どもの想像力をかき立てる100字の奇妙な物語集!
著者のルーティンワークであり、Twitterでウワサの【ほぼ百字小説】が初の書籍化。
掲載作130本は、1000作以上の作品から厳選!
いつでもどこにでも持ち歩ける正方形に近いコンパクトサイズで、好きなときに好きなところで読めるので、
大きな本、長い物語が苦手な子どもでも楽しめます!
挿絵、装画のイラストは旭ハジメ氏。
朝読にもおススメ!
正解があると人間は安心しますよね。逆に正解がないと言われると、落ち着かない。なんとなく不安になります。
そんな気持ちを楽しむ。これはそういう小説です。(【使用上の注意】より)
【作品抜粋】
・学校のプールには何かがいる。
冬になっても水を抜かないのは前から変だと思ってた。
それで夜になってから忍び込んだ。
でも何かに操られてるだけなのかも。
体育の授業で泳いだとき、プールの水を飲んじゃったからな。
・送られてくる苺はすべて食べなければならない。
それが契約だから。
幾つかにひとつ、顔がある。
それも食べなければ。それが契約。
あるとき、顔を見なくてもすむ方法を思いついた。
今は全部、ジャムにして食べている。
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