牧水の恋

牧水の恋

取り寄せ不可

出版社
文藝春秋
著者名
俵万智
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2018年8月
判型
B6
ISBN
9784163908885

この秋、没後90年を迎える歌人・若山牧水。その短歌は教科書にも取り上げられ、ひろく愛誦されている。



白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ

けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く

幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく



これらの名歌が生まれた背景には、小枝子という女性との痛切な恋があった。

早稲田大学の学生だった牧水が若き日をささげた恋人には、秘密があった。彼女は実はすでに人妻で、郷里に二人の子どもまでいたのである。

恋の絶頂から疑惑、別れまでの秀歌を、高校時代から牧水の短歌に共感し、影響を受けてきた人気歌人が味わいつくす、スリリングな評伝文学。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top