『騎士団長殺し』の「穴」を読む

『騎士団長殺し』の「穴」を読む

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出版社
彩流社
著者名
谷崎龍彦
価格
2,860円(本体2,600円+税)
発行年月
2018年8月
判型
B6
ISBN
9784779125119

村上春樹の摩訶不思議な長編小説『騎士団長殺し』を

「穴」を鍵語に、

物語に潜むセクシュアリティを読み解く本格評論!



『騎士団長殺し』を手にした読者は、作品中に張り巡らされた

「穴」を意識せざるを得ない。

数々の「穴」は何を意味するのか?



村上春樹の文体、そして、村上作品を特徴づける

セクシュアリティを徹底して読み解く。



「畢竟本書が指向するのは、

『騎士団長殺し』という「物語」を侵犯して

身体性をもつ運動体としての文体=エクリチュールが、

多様なセクシュアリティを横溢させて

読者との連続性を実現することである。」(「はじめに」より)

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