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【「感・勘・観」の3つのカンを発揮して、トップレベルの診断術を身につけよう!】
多忙な臨床では診断のスピードが大切です。
そのために必要なのは、1分間で患者のこころをつかみ、3分間の傾聴から決め手となる重要な「キーワード」を見つけ出すこと。
原因疾患のリストが長すぎる「キーワード」は役に立ちません。
たとえば、「倦怠感」はあてはまる疾患が多すぎて疾患を絞り込むことができません。
3分間は患者の話にじっと耳を傾けながら、診断のために必要な「キーワード」は何かを考えます。
次に、そのキーワードから可能性がある鑑別診断を展開し、問診や診察、検査でひとつひとつの疾患を吟味していきます。
一流の臨床医が行っているこの思考プロセスを再現し、凝縮したのが本書なのです。
■本書の使い方
Point1
・本書では症状から注目すべき重要な約100個の「キーワード」が示されています。
次にその「キーワード」から連想される、いくつかの頻度が高い鑑別疾患を挙げています。
また診察で確認すべきポイントも書かれています。
Point2
・どのページから読み始めていただいても結構です。
臨床の場で患者の話から「キーワード」を見つけたときに、辞書的に本書を調べることも可能です。
鑑別診断が想起されていれば、必要な問診や検査はおのずと明らかになります。
Point3
・鑑別診断能力のさらなる向上を目指す意欲的な医師には、巻末に「最重要」「重要」「知っているとかっこいい」の分類を試みました。
この本には著者の日々の臨床経験から得た臨床の智慧が凝集されています。
さながら単語帳をみるように、ひと目で考えるべき疾患がわかる!
持ち運びにも便利なスマホサイズで、白衣のポケットにも楽々入れられます。
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