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「なんにも取り柄がない人間が、ただ生きていても、なんにも責められへん社会、いうのが正常です」という発言がネットで共感を呼び、その陽の当たらない青春が話題となったお笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世の半生。思わず笑ってしまうエピソードの数々は、実力主義、成果主義、グローバル化を無条件で「善」とする、生きづらい風潮に立ちはだかる、勇気と希望を与えてくれます。おそらく大多数であろう「普通の人」が「イケてなければポンコツ扱いされる社会」に対して、そこはかとなく抱えている後ろめたさに、免罪符を! 前進し続けることに疲れた人々に、振り返る「勇気」と立ち止まることの「正しさ」を! 「これでいいんだよ…」と社会に投げかける爆笑と癒やしの珠玉エッセイ。電子版には特典として、文庫化記念対談「山田ルイ53世×斎藤環(精神科医) 引きこもり問題の現状と正体」を収録! 引きこもり体験者と研究者が、アカデミックにそして面白く、引きこもり問題の正体に迫ります!
※本書は、2015年8月にマガジンハウスより刊行された『ヒキコモリ漂流記』に加筆・訂正し、改題のうえ文庫化したものです。
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