★英文法を構成する「核」と「周辺」
文法とは様々なルールの集積である。本書は、英文法が、「核」となる構文(=基本形)と、そのまわりにある「周辺」的な構文(=変種)の寄せ集めで構成されていることを明らかにする。取り上げた構文は、同族目的語構文、動作表現構文、使役構文、半動名詞構文など。これらの構文について、コーパスをはじめとする言語資料を活用し、その実態を実証的に探り出す。さらに、こうした英語学の研究が、英語教育にいかに貢献できるかについても触れる。
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