危うさの角度

危うさの角度

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出版社
求龍堂
著者名
北川健次
価格
4,070円(本体3,700円+税)
発行年月
2018年8月
判型
B5
ISBN
9784763018151

駒井哲郎に銅版画を学び、版画作品を制作してきたが、89年より「箱」を主題に立体表現も展開。

銅版画とオブジェの分野における第一人者的存在となる。

鋭い詩的感性と卓越した意匠性を駆使した作品は、美術の分野において独自の位置を占めている多才な美術家。

本書は、多彩なジャンルの中でも、数年前から精力的に制作し人気の高いオブジェを中心とした作品集。

薄い皮膚の向こう側を透かし見るような不穏な気配の漂う世界でありながら、どこかノスタルジアを感じるのは、北川健次の創り出すオブジェが、私たちの記憶を揺さぶるからにほかならない。

「ノスタルジアこそ、あらゆる芸術の源泉なのである。」と言ったのは、かの渋澤龍彦である。オブジェだけでなく、コラージュ、版画、写真なども紹介。

北川健次の詩や散文のほか、澁澤龍彦やランボー、マルセル・プルースト、ジャン・ジュネなどの言葉も引用することで、いっそう危うさは増幅する。

読者の記憶に突き刺さるような、ファン待望の作品集。

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