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◆本書「はじめに」より抜粋
子どもから大人まで〝近視〟から老化する時代
いままでの老化は、〝歳のせい〟と言われ、仕方のない自然現象だといわれていました。
老眼がその典型です。
ところが最近では、〝歳のせい〟ではなく、スマホ・パソコン・タブレットなどの〝デジタル機器のせい〟で人工現象で子どもから大人まで、〝近視〟から老化する時代に入ったのです。デジタル近視がその典型例です。
デジタル機器で急速に近視が強度化し、これが「老化」を早めているのです。
また、スマホ老眼とは、子どもや若い人から大人までデジタル機器で老眼になることです。
デジタル機器で強い近視になりピントが合わせられなくなり、遠くはもちろん近くまで見えなくなったものです。急速に進んだデジタル近視と老眼が同居している姿です。
寿命が延びることと反比例して、目の寿命がドンドン短くなっています。
視力がなくなっても生きなければならない時間が増えたのです。
目の老化が脳の老化をもたらす
質問します。
〝モノは、体のどこで見ているのでしょうか?〟
多くのヒトは即座に、〝モノは目で見ています〟と答えます。
ところが本当は、
〝モノは目と脳が一緒に見ている〟のです。
目を刺激すれば、脳のスイッチが入るようにできているのです。
目が見えなくなると、脳はスイッチが切れ、何も考えられなくなります。
脳は全身の司令塔と言われています。そして、その脳の司令塔が目なのです。
〈視力〉で受け入れた視覚刺激で目のスイッチが入り→脳のスイッチが入る→心のスイッチが入る→体のスイッチが入るのです。
目がハッキリ見えるからこそ、脳のスイッチが入り脳が働くのです。
記憶力・集中力・想像力・認知力・理解力・判断力などが発揮できます。
多くのヒトは、この当たり前の事実を忘れています。
目が老眼になり、近くのモノにピントが合わなくなることを〝ピンボケ〟といいます。
〝ピンボケ〟はボケの語源といわれています。ボケは脳の老化をあらわします。ものが覚えられなくなり、物忘れが激しくなります。
「目の体操」で期待される6つのスゴイ効果!
目の体操は視力をよくするだけでなく、目の冷え症を解消することで脳を温め、さまざまな効果をもたらしてくれます。
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