臨床描画研究 Vol.33

特集:イメージとは何か

臨床描画研究

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出版社
日本描画テスト・描画療法学会
著者名
日本描画テスト・描画療法学会
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2018年7月
判型
A5
ISBN
9784762830273

様々なメッセージを含む描画。そこには描き手の記憶や体験が1つのイメージとして集約される。描画療法は作品を通し,描き手とイメージを共有する作業とも言える。今回「イメージとは何か」と題し,描き手の悩みや辛さを受けとめるため,前提となるイメージに関し,自閉症者,連想法,創作体験といった論考を中心にまとめる。





□□□主なもくじ□□□



■特集 イメージとは何か

巻頭言:イメージとは何か

  (中京大学)馬場史津

自閉症の体験世界と描画との関係

  (中京大学心理学部)明翫光宜

我々はどこから来たのか,我々は何者か,我々はどこへ行くのか――「描画連想法」とイメージ

  (中部大学生命健康科学部)牧瀬英幹

表現媒体の多様性から見る創作体験とイメージ

  (金城学院大学)加藤大樹

指定討論:心に浮かぶイメージの体験過程の理解

  (大阪樟蔭女子大学)高橋依子



■特別講演

チンパンジーの描画

  (京都大学高等研究院)松沢哲郎



■研究論文

バウムの描画に伴うイメージの生起と変容に関する研究

  (大阪樟蔭女子大学)奥田 亮

黒-色彩樹木画テストにおける主観的描画体験についての研究

  (佛教大学大学院教育学研究科)植田 愛美

「不可能なもの」と描画――ラカン派精神分析と禅の接点を巡って

  (中部大学生命健康科学部)牧瀬英幹



■追悼

故 奥村 晋先生を偲ぶ

  (聖学院大学)藤掛 明

故 加藤孝正先生を偲ぶ

  (中京大学)馬場史津

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