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ふだん見上げている月をよく見ると、その表面(月面)にはうっすらと模様が見えます。
これらの模様は、クレーター、海、丘、ドームなどの地形で、
とても大きなもの(地形)は肉眼でも見ることができます。
さらに双眼鏡や天体望遠鏡を使えば、びっくりするほどの大きさでクレーターが見えるので、
詳細な地形まで観察して楽しむことができます。
本書では、月面の代表的な地形を紹介し、その特徴やでき方などを、
写真とともに詳しく解説。
双眼鏡や天体望遠鏡を使って実際に月を観察する際に分かりやすいよう、
月齢(月の欠け具合)に合わせて、その日に見やすい見どころを紹介しました。
また、ふだん見ることのできない月の裏側についても、
月探査衛星によって撮影された画像をもとに解説します。
天文的視点と地学的視点の2つの視点から月を見て楽しめるように書かれた
月を見て楽しむためのガイドブックで、「月を観察するための事典」です。
※本書は、「月の地形ウオッチングガイド」をもとに、月の裏側についての項目追加、
新たな写真掲載およびページのオールカラー化、最新情報を加えた改訂新版です。
■目次
月齢順 観察ガイド:月齢3/地球照/月齢5/月齢6/上弦/月齢9/月齢10/満月/月齢17/月齢19/下弦/月齢24/皆既月食
エリア別 観察ガイド:コペルニクス/南部の高地/地形の新旧を調べる/雨の海の溶岩流を見る/晴れの海/中央クレーター列/神酒の海/湿りの海/危機の海/静かの海東部/静かの海西部/豊かの海/雲の海/中央の入江/嵐の大洋/アリスタルコス台地/ケプラー~コペルニクス間のドーム/マリウス丘/南東部の高地/中南部の高地/中央部の高地/南西部の高地/オリエンタルベイスン/東の周辺部/月面図(表)/月面図(裏)/月の標高図(表)/月の標高図(裏)/月面を楽しむための望遠鏡/LROで楽しむ月の名称/エリア別索引図/用語索引/地形索引
コラム:細い月を見る/双眼鏡で月を見る/月の満ち欠け/月の正中高度/天体望遠鏡で見るための月面図/月球儀KAGUYA/月の北は上、それとも下/月の東西/月の首振り運動/月のどこが欠けているの?/クレーターとは?/月の時代区分/地球の溶岩流を見てみよう/アポロ以前の月地図を見る/月のペイスンの年代/クレーターの名前を付けたのは誰?/月の地名の付け方/月の地名の読み方/ルナー・リコナイサンス・オービター(LRO)/月の海が増えた!/クレーターや山の影を見る/月の縦穴は月面基地に最適?/LTP(月の異常現象)/月のドームは小型盾状火山/スコリア丘とは/観測の敵、シーイング/月を見るための接眼レンズ/アポロの本を楽しむ
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