東アジアの中の戦後日本

戦後日本を読みかえる

東アジアの中の戦後日本

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出版社
臨川書店
著者名
坪井秀人
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2018年7月
判型
B6
ISBN
9784653043959

日本にとっての〈戦後〉と、東アジア諸地域における〈解放後〉。非対称な形で存在する〈戦争の記憶〉の諸相を再検討する。


【目 次】

序 言・・・・・坪井秀人
第1章 「戦争画」概念再考――「空襲」は銃後の図像か・・・・・北原 恵
第2章 堀田善衞『時間』が問いかけたこと――戦後日本の戦争責任論の座標から・・・・・秦 剛
第3章 「日中友好」の時代と戦争記憶――鄧友梅『さよなら瀬戸内海』と森村誠一「七三一部隊」シリーズ・・・・・尹 〓汐
第4章 在日朝鮮人から見た「転向」の言説空間――金達寿文学における〈親日〉表象を通じて・・・・・廣瀬陽一
第5章 聞こえてきた解放――一九四五年前後の朝鮮人作家の小説に描かれた帰郷・移住と異族の葛藤・・・・・申 知瑛
第6章 身体を生きることの痛みに向けて――目取真俊「面影と連れて」論・・・・・村上陽子
第7章 ジェンダー・セクシュアリティ・記憶――東日本大震災前後の観光消費文化における「台湾」と女性雑誌・・・・・李 文茹

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