中世島津氏研究の最前線

歴史新書y

中世島津氏研究の最前線

取り寄せ不可

出版社
洋泉社
著者名
日本史史料研究会 , 新名一仁
価格
1,078円(本体980円+税)
発行年月
2018年8月
判型
新書
ISBN
9784800315489

中世島津氏の研究は、ここ20年ほど低調な状況が続いた。それでも、東アジア諸国との交流・関係史研究の進展にともない、九州南端に位置する島津氏やその領国下諸勢力が、日明・日琉交易で果たした役割が明らかになるとともに、幕府や中央(畿内)諸権力との関係、南九州海域の海上交通・流通支配の状況も研究が進んでいった。また、島津氏権力そのもの、あるいはその領国支配についても、領国内諸階層との関係を中心に、従来の近世薩摩藩によって形成された史観を克服しつつ、新たな歴史像が構築されつつある。本書では、こうした研究状況をふまえ、分かりやすく、近年の島津氏の研究動向を解説する。

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