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2014年6月にダイヤモンド社から刊行された同名書の加筆、文庫化。「戦略参謀」の第2弾。今回もあちこちで組織の軋轢にもまれながら、経営の参謀役として成長する主人公を描いている。取り上げるテーマは、「市場をいかに攻めるか」「いかに戦略を立て実践するか」「事業が低迷する原因は何か」「V字回復のための戦略をどう構築し、どう実践したらいいのか」「企業改革を軌道に乗せていくための要点は」「経営陣の仕事としていちばん大切なことは何か」等々。
(本書のあらすじ)
レディースブランドを複数展開するグローバルモード社に転職した高山昇は、 同社の田村社長から低迷するブランドを「半年間で立て直してほしい」と依頼される。しかし、いざ現場に配属されてみると、思うように周囲の協力が得られない。そんなある日、高山が思いついた集客アイデアが功を奏し、売上が急上昇。周囲の高山を見る目がガラリと変わり、改革が動き始める。 高山は、ブランド立て直しのためには、マーケットを正確に把握する必要があると市場調査を実施する。 経営コンサルタントの安部野の協力を得ながら、ブランド立て直しは順調に進んでいくかに見えたが、その先には思わぬ大きな落とし穴が待っていた……。
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