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●文を読んで意味がわかる、文章を読んで内容がわかるようになる●
障害児者の自立のためのスキル獲得をあきらめない。
絵カードを見て「なにを どうする」という助詞1つの文を読んで理解できるようにすることから、助詞の数を増やして文をつくる、短い文章を読んで内容を理解できるまでを目指します。例題集も掲載。
●「障害がある子どもの基礎学習」シリーズとは
知的障害や肢体不自由のある小学部~高等部の子どもを対象とした、個別指導マニュアルです。特別支援学校に通う子どもたちひとりひとりに合った教育手法をどうしたら実践できるか、丁寧に解説します。
シリーズは全7点。日常生活を送る自立スキルの獲得をサポートします。
学びの土台となる【考える力】を、手や目の働きを向上させて、認知する力を育てる「初期学習」、初期学習を深め、自分から働きかける力を養う「基礎学習」、基本的な文字・数の学習に取り組む「記号・操作の学習」の3段階で学習します。
【目次】
PartⅠ・文の構成の学習
第1章 文の構成の学習に入るために―動詞の概念形成
文の構成の学習に入る前に/文の内容による学習の順序/文末(述語)の形態による学習の順序/述語に用いる動詞の概念形成/動詞の単語構成の方法とことばかけ
第2章 助詞1つを用いた文の構成―文節で構成する
用いる助詞の種類による学習の順序/用いる助詞の数による学習の順序/用いる助詞の用法による学習の順序/「文節カード」による文構成の学習の教材/選択肢の呈示の系統性/方法とことばかけ
第3章 助詞1つを用いた文の構成―単語と助詞で構成する
「単語カード」と「助詞カード」による文構成の学習の教材/選択肢の呈示の系統性/方法とことばかけ
第4章 助詞2つを用いた文の構成―文節で構成する
「文節カード」による文構成の教材/選択肢の呈示の系統性/方法とことばかけ
第5章 助詞2つを用いた文の構成―単語と助詞で構成する
「単語カード」と「助詞カード」による文構成の学習の教材/選択肢の呈示の系統性/方法とことばかけ
第6章 助詞3つを用いた文の構成―文節で構成する
「文節カード」による文構成の学習の教材/選択肢の呈示の系統性/方法とことばかけ
第7章 助詞3つを用いた文の構成―単語と助詞で構成する
「単語カード」と「助詞カード」による文構成の学習の教材/選択肢の呈示の系統性/方法とことばかけ
PartⅡ・文の理解・文章の理解の学習
第1章 「文の理解・文章の理解」の学習の基本的な考え方
学習の流れ/用紙の使い方/本文の作成のポイント/本文の読み方/質問文の作成のポイント/答えについて
第2章 「文の理解」の学習の方法とことばかけ
第3章 「文章の理解」の学習の方法ととことばかけ
第4章 発展学習
並べ替えて文をつくる学習/接続語を選ぶ学習/接続語(つなぎのことば)の後の文をつくる学習
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