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ことばのリレー・次世代に手渡したい詩叢書
現代日本詩人選100 №1
潔い裸形でしか支えきれない―
絶え間のない冬の営みの果てに
新しい春を 生きる木々よ
孤独の淵から詩人は、「思索の釣糸を投げ入れる」(詩「太陽」)。
そのことばの彼方に、微かな一条の光が照り映える、
生の、いのちの、そして愛(あなた)や希望の甦りのようにして……。
孤独はもはや孤独ではなく、ひとつの見事な存在――。
宇宙に広がり繋がっていく自我である。
哀しみを立ち止まらせ、自他を愛おしくさせる「小鳥」。
「未来の神の美しい足跡として」(詩「恒星の死」)詩に織られていて、
詩集のはしばしから祈りのように、聞こえてくる。
「無数の命をゆっくりと孵化させる声」(詩「命の胎」)が――。
〈吉田定一〉
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