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笑いと涙と希望が詰まったコミックエッセイ
「どうせ私なんて 何やっても うまくいかないんだ。
私は何もできないダメ人間だし 私なんてオタフクだし」
そんなネガティブ思考クイーンだった漫画家・細川貂々さんが――
「どうも私 なんだか何をやっても うまくいきそう。
私はうたれ強いカメ人間だし 私はお多福だから シアワセがたくさん来る」
と、落語を通して希望をもてた!
貂々さんが本書で取り上げるのは、「芝浜」「牛ほめ」「まめだ」「七段目」「死神」「寿限無」「唐茄子屋政談」「七度狐」「松山鏡」「後生うなぎ」「始末の極意」「替わり目」「時うどん」「あたま山」「ざる屋」など名作古典落語24演目。
落語に登場する「愛すべきダメ人間」たちに学んだ「シアワセの招き方」を愛情たっぷりに描きます。
「自分が大キライ」――生きづらさを感じているあなたを励まし、そっと背中を押してくれる、かつてない落語コミックエッセイ集の誕生!
笑えて泣けて、希望がわいてくること請け合いです。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書には、細川貂々さんが落語を学んだ釈徹宗先生や、貂々さんのコミックエッセイには欠かせないツレさん、ちーと君もたっぷりと登場します。
貂々さんファンの皆さんにはもちろん、落語好きのかたや落語ってどんなものだろうと関心のあるかたも楽しめる内容になっています。
何より、落語の登場人物たちがもっている幸も不幸も笑い飛ばす生きる力、自己肯定力が、貂々さんの視点を通してどんなふうに描かれているか。ぜひご堪能ください。読むとお多福がやってくる、楽しい1冊です。
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