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高齢者の転倒事故には、骨折から寝たきりになり、認知症まで引き起こしかねない怖さがあります。本書では、介護現場にも詳しく、高齢者の体をよく知る理学療法士が、高齢者を転倒事故から守るために知っておきたい情報、身につけたい介助法、簡単ですぐできる転倒予防体操などをわかりやすく解説しています。介護職の方はもちろん、在宅でも役立つ情報満載。身近に高齢者がいる人は、ぜひ読んでおきたい転倒予防丸わかりの1冊。
【寝たきりや認知症につながる高齢者の転倒をどう防ぐか】
高齢者の転倒事故が急増しています。加齢や持病により体が弱くなった高齢者は、転倒して骨折すると、そのまま寝たきりになり、さらには認知症を発症してしまうことさえあります。たった一回の転倒から生活が一変し、元気を失う、そんな悲しい事例が実際に起きているのです。
本書は、介護職場に詳しい理学療法士が、高齢者を転倒事故から守るために、知っておきたいこと、身につけたい介助法、転倒予防体操などを、わかりやすく、イラストをたくさん使って解説しています。介護職の方はもちろん、身近に高齢者がいるご家族の方にも役立つ情報が満載です。「転倒さえしなければ……」そんな後悔をする前に、ぜひ読んでおきたい1冊です。
【本書の構成】
《第1章 高齢者はなぜ転ぶのか?》
1.一回の転倒から悲劇が……
2.増え続ける高齢者の転倒
3.高齢者の転倒は大ケガにつながりやすい
4.転ぶ原因はどこにあるのか
《第2章 転びそうな高齢者の見分け方》
1.加齢による変化
2.病気・障害によるリスク
3.薬・食事の影響
4.脳と体の衰えを確認
《第3章 転ばない環境をつくろう》
1.環境づくりのポイント
2.歩行補助具・装具の活用
3.設備の改善
4.突発的要因への対処
《第4章 転倒させない介助術》
1.高齢者の力を生かす介助の心得
2.ダメな介助と良い介助術の違い
3.身につけたい基本の介助
《第5章 転倒しない体づくりをしよう》
1.生活の基本を整える
2.実践――転倒予防体操と脳トレ
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