平成の黙示録「ヘヴンズ ストーリー」をよむ

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平成の黙示録「ヘヴンズ ストーリー」をよむ

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出版社
弦書房
著者名
瀬々敬久 , 関一敏
価格
748円(本体680円+税)
発行年月
2018年7月
判型
A5
ISBN
9784863291751

怪物はどこにいる?

鬼才・瀬々敬久監督の問題作「ヘヴンズ ストーリー」に宗教人類学者が迫る。



【「はじめに」より】1989年に年号が「昭和」から「平成」に変わり、それから10年間に日本全体を震え上がらせる大きな災害や事件が発生しました。……「平成の闇」とも呼ばれるこの10年あまりの期間は、日本の戦後を区画するうえでひとつの指標とされる時代ともなりました。その時代の変化を敏感に感じてきた映画人たちが、自主製作した映画が『ヘヴンズ ストーリー』(2010年)でした。……この作品がもつ人間、社会、自然・宇宙に対する深いまなざしや思いについて、監督・瀬々敬久氏と宗教人類学者・関一敏氏とに語り合ってもらうことにより、この作品のもつ黙示録的な世界に未来に向かう新たな視点から光を当ててみようと試みたのでした。

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