「営業でも、プログラミングって知っておく必要があるの?」
村口福は、入社3年目の営業マン。人づきあいは得意だけれど、細かい作業が苦手で、上司からやっかいな事務作業を頼まれると、帰りが遅くなってしまいます。
プログラミングが得意な営業の先輩、井川詠花に手ほどきを受けたことから、徐々にその楽しさに目覚め始めた福。でも、同時に詠花の妹とデートするという「課題」を課せられて…?
===
昨今、「プログラミング」が話題に上ることが多くなりましたが、プログラマーでも開発者でもない一般のビジネスパーソンにとっては、プログラミングは「なんだか縁遠いもの」、「ややこしいもの」という印象が強いでしょう。
本書では、そんな一般のビジネスパーソンに向けて、
・プログラミングとはつまり何なのか
・どんなところが便利なのか
・プログラミングの面白さとはどんなところなのか
・一般のビジネスパーソンでも知っておくべきなのか、簡単にできる方法はあるのか
といった内容をまとめています。
プログラミング未経験者の営業マン、村口くんと一緒に学んでみましょう!
===
序章では、プログラミングとはざっくりいうと何なのか、どんなところが便利かを学びます。コンピューターは使わずに、福の手元にあった数字の札を使って“プログラミング的な”並び替えを行ってみます。
第1章では、プログラミングでは具体的にどんなことができるのかを学びます。コードを書かなくてもプログラミングができるサービス(本書ではMicrosoft Flow)を使っていきます。
第2章では、やはりコードを書かなくてもプログラミングができるビジュアルプログラミングツール(本書ではScratch)が登場します。入力した数字を使って計算結果を返すインタラクティブなプログラムを作ってみます。
第3章では、プログラミング言語の中から、JavaScriptについて簡単に紹介します。また、そもそもプログラムは、どのようにコンピューターの中で動いているのかについて、コンピューターのしくみを紐解きながら学びます。
第4章では、いよいよ実際に簡単なプログラムコードを書いて実行してみます。プログラミングの基本的な流れである「順次」「選択」「繰り返し」について、それぞれプログラムを書いて実行していきながら学びます。
また、プログラムがうまく動かなかった場合に役立つ「デバック」についても、いくつかの方法を紹介していきます。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。