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国策として満州開拓が進められた時代、村を二分して入植する単独分村を決め、短期間で人員の送出を実現、全国でも模範とされたのが長野県東部の山村、現佐久穂町の大日向村です。満州への分村促進のため、写真誌や小説、映画、演劇など様々なメディアに喧伝されることにより、「理想郷」として神話化されていきました。メディアの中で大日向分村がどう描かれ報じられたのかという視点から、理想とうたわれた分村の虚像と実態を検証します。大日向村の開拓団本隊送出から今年で80年。夢破れ、想像もしなかった苦難の帰還を経て、軽井沢に新たな定住の地を得るまでの道筋を、地元でも記憶が薄れゆく中で改めて問い直します。
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