逆転した日本史

扶桑社新書

逆転した日本史

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出版社
扶桑社
著者名
河合敦
価格
913円(本体830円+税)
発行年月
2018年7月
判型
新書
ISBN
9784594079932

鎌倉幕府の始まりは、イイクニ(1192)でもイイハコ(1185)でもない。

「漢委奴国王」の金印は偽物だった?
生類憐みの令を出した将軍綱吉はじつは名君だった。
教科書変貌でひもとく、大人は知らない日本史新説!

「縄文人たちは竪穴式住居に住んで、狩猟生活をしていた」「聖徳太子は推古天皇の摂政として新しい国づくりを行った」「1192年、鎌倉幕府が開かれた」
学生の頃、歴史の授業で習った記憶があるだろう。しかし、新しい発見や歴史研究により、歴史も日々更新され「進化」している。
例えば、鎌倉幕府については、全国に守護・地頭を置いて武家政権を獲得したのが1185年、1192年は源頼朝が征夷大将軍になった年であり、いつ鎌倉幕府が成立したかについ

ては諸説あっていまだに定説がない。教科書でも2段階にわけて紹介している。また、冠位十二階の制や憲法十七条を定めた飛鳥時代のヒーロー・聖徳太子も、いまの教科書

では「推古天皇の改革に協力した」と脇役として書かれ、研究者の間ではその存在すら疑問視されている。江戸時代は「鎖国」といわれるが、付き合いをやめたのはスペイン

、ポルトガルだけで、オランダや中国、朝鮮とはそのまま莫大な取引きを続けていた。
本書では、高校教師歴27年、「世界一受けたい授業」でもおなじみ河合敦先生による、教科書を切り口にした歴史の新説や、教科書では紹介されない不都合な日本史などを紹

介する。あなたの知っている「歴史」はもう古いかも!?

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