1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
「喉が鳴る景観」を保存し価値を高める都市計画とは
ワインスケープとはフランスのブドウ畑と直近にある醸造や貯蔵、発酵室・樽熟成庫・瓶貯蔵施設など関連する施設と、それに伴う農道などの交通基盤が形成する景観のことである。 そこでは景観と調和した町並みの整備によりイメージを向上させ生産物や観光面での付加価値を増加をもたらしている。
本書はフランスの銘醸地のワインスケープを主軸に建築学と都市計画の視点から文化的景観の保存を困難にする要因と対抗した制度設計、保存論理、それらを活用した観光の実態、新たなワインスケープの創造に関する分析をまとめたものである。文化財保護や都市計画ありきではなく、理想の生活や産業の実現のためにどのような規制や事業が必要なのか。ワインスケープの保全の観点からフランス都市計画を論じた本書は「おもてなし」や「食文化」など文化の発信、「観光立国 日本」を正しく推し進めるためのまちづくり関係者への一冊
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。