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本書は、宮内庁書陵部が所蔵する 柳原家旧蔵の『朔旦冬至部類』(架蔵番号・柳三六四)を、書陵部の許可を得て、影印、全文翻刻し、末尾に人名索引と解説にかわる「朔旦賀表と朔旦冬至─宮内庁書陵部蔵柳原本『朔旦冬至部類』にふれて─」と題する小論を付したものである。
柳原本『朔旦冬至部類』は、他の朔旦冬至に関する部類記に相違して、多くの未紹介の貴重な逸文が所収されている。
例えば、寛治二年の朔旦冬至の「師平記」「江記」「季仲記」「為房卿記」「時範記」などは『大日本史料』にも未収で貴重な逸文である。
これ以外の永承五年・嘉承二年・大治元年条に引かれる「外記」「広宗記」「敦光記」「師遠記」なども同様に貴重な条文であり、宮内庁書陵部のHP「画像公開システム」で閲覧できるとはいえ、翻刻のうえ刊行することは意義あることと考えられる。
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