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大学病院勤務の神経内科医として順調にキャリアを重ねてきた著者は、2011年3月の東日本大震災の翌年、職を辞し、福島第一原発から一番近い病院に赴く。
時の流れとともに風化する震災の跡地にとどまる「外部者」として、診療・地域再生に取り組む中での葛藤・逡巡、そして喜びを生々しく語るノンフィクション・エッセイ。
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