本書は,心理臨床家としての学びの場であるケースカンファランスが,充実した意味のある体験となるよう企画・運営するための5つのエッセンスを紹介します。
第1章では,発表者の立場から,事例の選定・資料作成,プレゼンテーションの仕方などを通じて事例検討会でどのように学ぶかを紹介し,第2章では参加者の立場から事例検討会での学び方について触れます。そして第3章では事例検討会への参加者それぞれが,事後にそのセッションを整理し思い起こす中で,何を学びどのように成長するか述べます。第4章では事例検討会の実際のセッション記録を通して,事例検討会で何が行われているのかを紹介します。そして最後の第5章で,事例検討会を立ち上げ軌道にのせていくプロセスについて概観します。
心理臨床家の成長につながるケースカンファランスのための,知恵と工夫が詰まった1冊です。
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