脱原発の罠

草思社文庫

脱原発の罠

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出版社
草思社
著者名
川口マーン惠美
価格
825円(本体750円+税)
発行年月
2018年6月
判型
文庫
ISBN
9784794223357

先進国の脱原発は難しい。とりわけ、日本でそれを行うのは困難を極める。なぜなら――。

脱原発で世界を先導していると言われることが多いドイツの実情を紹介、日本と比べて非常に恵まれたエネルギー環境にあるドイツでさえ悪戦苦闘していることを明らかにする。また、日独両国で期待されつつも実際には大きな問題を引き起こしている「再生可能エネルギー」による発電についても詳細に解説。さらに、日本が他国と比べて、脱原発を実行することが難しい理由を整理、「日本がそのままドイツの真似をすれば、必ず命取りになる」と警鐘を鳴らす。第36回エネルギーフォーラム賞普及啓発賞を受賞した『ドイツの脱原発がよくわかる本』(2015年刊)に最新の状況を踏まえて加筆、改題した文庫版。まさに悪戦苦闘。それでも脱原発へと進むドイツ。しかし、日本にはそれを真似てはいけない理由がある。在独30年の著者による現状リポート。

<目次より>
まえがき リスクマネージメントとは何か?
第1章 ドイツが脱原発を決めるまでの紆余曲折
第2章 脱原発を理解するための電力の基礎
第3章 ドイツの夢見た再エネが直面した現実
第4章 今、ドイツで起こっていること
第5章 ドイツの再エネ法が2014年に改正されたわけ
第6章 「再エネ先進国」を見習えない理由
第7章 原発はどれだけ怖いのか?
第8章 ドイツの放射性廃棄物貯蔵問題はどうなっているか
第9章 日本の原発を見にいく
第10章 日本の電力供給、苦闘の歴史と現在
第11章 ドイツの脱原発を真似てはいけない理由
第12章 日本の豊かさを壊さない賢明な選択を

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