日中文化社会比較論

日中文化社会比較論

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出版社
彩流社
著者名
河原昌一郎
価格
2,640円(本体2,400円+税)
発行年月
2018年6月
判型
B6
ISBN
9784779124891

中国といかに向き合うべきか……。

日中文化社会の本質的な差異を

「家族と村」「民族性」「日中関係」などに

より具体的に解明。





「日本と中国の文化社会は全体として根本的に異なっており、

個人のレベルではなく文化社会のレベルで

何か本質的な差異がある」ということでは、

中国を知る大多数の日本人の間では異論のないところであろう。

しかし、その本質的な差異とは具体的に何であって、

それはどのような背景で生じているのか。

このことが明確に、そして、体系的に説明されなければ、

日中の文化社会はただ異なっているというだけで終わってしまい、

日中関係の本質の理解もできない。



本書は、北京に3年間駐在していた著者が、

そうした問題意識から、

日中文化社会の本質的差異の具体的内容について、

その背景を明らかにしながら解明し、

また、明治以来の日中間の衝突が

そうした日中の文化的相違の一つの発現という要素を

含んだものであることを説明しようとしたものである。

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