完全理解自動運転

完全理解自動運転

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出版社
日経BP
著者名
林哲史
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2018年6月
判型
B6
ISBN
9784822257453

そろそろきちんと知っておきたい「自動運転の今と未来」

いつから使える? 事故は防げる?
レベル3って何? 人より上手く運転できる?
ドライバーは失業する? 法律改正は必要なの?
人工知能に任せて大丈夫? 自動運転車の安全性は誰が保証する?

――このような自動運転に関する素朴な疑問に答えます。

自動運転は、まだまだ発展段階の技術です。それを活用するための法制度もまだ整っていません。ただし、技術が急激に進化し、法制度が急ピッチで整備されつつあることもまた事実です。実現を待ち望む“夢のクルマ”ではなく、利用環境を議論する“明日のクルマ”となっているのです。

自動運転開発における最大の課題はその安全性にあります。免許を持った人間でも失敗が繰り返されている運転を、機械に任せても本当に大丈夫なのかという問題は、簡単に判断できることではありません。まずは私たちが自動運転を受け入れるために納得できる条件を見つけ、その条件の範囲内という限定した形で受け入れを開始するのが現実的でしょう。

この本では、さまざまな視点から「自動運転車とは何か」をQ&A形式で解説します。

第一部では、世界の自動車メーカー、自動車部品メーカー、自動運転ソフト開発メーカーの開発実績と各国政府関連機関などの調査データを基礎資料に用いて、今の自動運転車を多面的に解き明かします。

第二部では、来たるべき自動運転社会の姿を描き出すために、トラック運送業、カーナビメーカー、弁護士、大学教授、戦略コンサルタント、クラウド地図事業者のほか、交通事故分析の専門家、自動車の安全技術の専門家、無人運転開発の先駆者など、さまざまな分野の専門家の方々が見通す自動運転の未来を紹介します。

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