女政治家の通信簿

小学館新書

女政治家の通信簿

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
古谷経衡
価格
902円(本体820円+税)
発行年月
2018年6月
判型
新書
ISBN
9784098253265

彼女たちの「政治家としての資質」を問う

永田町や霞が関は、今も男性優位と指摘される。財務省のセクハラ問題は氷山の一角。女性の政界進出は時代の要請だ。

ただし、昨今、女性政治家の失言や醜聞が俎上にのることも珍しくない。女刺客、○○ガールズ、マドンナ議員。選挙時の党の華も、当選後は機会に恵まれず、人知れず散る。

女性政治家が活躍するためにも、「女性だから」と重宝するのではなく、「政治家の資質」を問うことが必要ではないか。

【本書に登場する政治家29人】
「鉄の天井」などない/小池百合子都知事
涙ぐむ「ともちん」に保守層も引いた/稲田朋美前防衛大臣
女は弱し、されど母は強し/野田聖子 総務大臣
「二重国籍」を批判するバカたちへ/蓮舫元民進党代表
「土」と「大麻」に拘泥する総理夫人/安倍昭恵総理夫人(番外編)

中山恭子、山谷えり子、杉田水脈、辻元清美、山尾志桜里、福島瑞穂、吉良佳子、上川陽子、片山さつき、高市早苗、豊田真由子、金子恵美、佐藤ゆかり、上西小百合、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、小渕優子、鈴木貴子、田中眞紀子、土井たか子、扇千景。

野田聖子総務大臣、舛添要一前都知事との対談も収録。


【編集担当からのおすすめ情報】
17年の衆院選では、女性政治家の失言やスキャンダルが相次ぎ、永田町は大揺れ。その風に乗った女性都知事もまた、選挙では躓いてしまう。そんな政局に際して、女性政治家の「政治家としての資質」に関心を抱いたことが、古谷経衡氏が本書を執筆するきっかけでした。女性の政界進出に期待するからこその厳しさや鋭さは、筆者ならではのものです。

今回、29人の女性政治家の風刺画は、マンガ家のぼうごなつこさんが引き受けてくださりました。古谷氏の原稿を読んで絵を描いたわけではないのに、お二人の批評の方向性がシンクロする瞬間も――。

読んでためになる、見て楽しい一冊に仕上がりました。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top