取り寄せ不可
明治初期から昭和戦前期に刊行された「旅行案内書」の系譜を初めて体系化した、眺めるだけでも面白いビジュアル読本。徒歩旅行から鉄道旅行への変化が生んだ近代的なツーリズムは、新たなる「道中記」と「名所図会」である「鉄道旅行案内書」を膨大に生んだ。また、海外や植民地と結ぶ海上交通の発達と併行して「航路案内」が生まれ、ほかに、叢書や雑誌、英文旅行案内などが次々に生み出された。旅行や観光から見た近代日本の姿。
〈本書の特徴〉
1)1877(明治10)年から1943(昭和18)年までに刊行された旅行案内の系譜を初めて体系化。
2)掲載図版(写真)は計600点以上。彩色豊かな書影および本文・図版を高精細画像で紹介。全キャプション入り。
3)各部および各章において、時代・ジャンルごとの旅行案内書の傾向や特筆すべき点を解説。
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