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初版刊行から3年たち、今だ好評で品切れにつき、
増補新版刊行!
沖縄を歩き続ける著者が、沖縄戦を整理する旅に出た。
出来事が起きた場所を起きた順に、時間軸に沿って歩く旅。
伊平屋島や粟国島、伊是名村など記録に残らない
小さな島々の、もうひとつの沖縄戦や与那原のコラムなどを
増補し、前作よりさらに充実した内容に。
何気ない言葉に耳を傾け、土地が持つ記憶をたどり、
時にはカフェや居酒屋にも寄りながら旅は進む。
観光地化されていない慰霊碑。
そこに戦跡があるはずなのに、たどり着けない焦燥……。
悲惨な歴史とのどかな空気が交錯し、
開発と観光の大波が押し寄せる「沖縄のいま」――
その風景は何を意味するのか。
1944年7月7日「サイパン陥落」から、
1946年1月3日「護郷隊長投降」までの546日間を、
自分の足でひたすら歩いた「旅する沖縄戦」。
その実踏紀行をまとめた1冊。
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