劉備と諸葛亮

文春新書

劉備と諸葛亮

取り寄せ不可

出版社
文藝春秋
著者名
柿沼陽平
価格
968円(本体880円+税)
発行年月
2018年5月
判型
新書
ISBN
9784166611713

三国志の英雄は全員悪人!?

気鋭の歴史学者が歴史学の知見をふまえて、これまでの常識をくつがえす!



小説、映画、マンガ、ゲームを通じて幅広い世代に受け入れられている三国志。

多くの場合、主人公は劉備で、きまって「つねに民を思いやる仁君」として描かれる。

その脇には彼を支え続けた天才的軍師、諸葛孔明がひかえている。



ところが歴史学の手法を駆使すると、まったく違う姿が浮かびあがる。

本書で示される驚愕の事実とは・・・



・劉備は競馬好き、学歴詐称で、親不孝なボンボン。

・劉備はヒゲがないことがコンプレックスだった。

・諸葛亮は軍略をたてるのが苦手。

・関羽・張飛は劉備にカネでスカウトされた。



物語では美化されてきた二人だが、彼らの家柄や「財布の中身」に着目すると、本当の姿が見えてくる。



また本書では他の群雄にもスポットをあてている。



・呂布の赤兎馬はポニーなみに小さかった

・三国志の英雄たちはいつも資金繰りに悩んでいた

・董卓は暴君だったのか?

・袁術、袁紹の「二袁児」は声望を集めながら、滅びたのはなぜか?

・曹操はどのようにして財源を確保したのか?



あなたの知らない「三国志」がここにある!

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