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円山応挙に師事し、江戸時代後期に京都で活躍した長沢蘆雪(1754-1799)。龍や虎、猿、人物などを生き生きと描く作風が、近年とみに人気を博しています。
松江市上大野町の西光寺には蘆雪筆の「龍図襖絵」(松江市指定文化財)が伝わっており、2017年度に作品の保存修理がなされました。本誌は、保存修理をを記念して県内の優品や和歌山県・草堂寺や兵庫県・大乗寺が所蔵する作品を集めて松江市立松江歴史館が企画した展覧会「長沢蘆雪 -躍動する筆墨-」(2018年4月27日~6月10日)の図録です。
見る者の意表を突き、生き生きとしたエネルギーに満ちあふれた筆致や構図など、蘆雪の魅力を伝えます。
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