「価格」を疑え

中公新書ラクレ

「価格」を疑え

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出版社
中央公論新社
著者名
吉川尚宏
価格
902円(本体820円+税)
発行年月
2018年5月
判型
新書
ISBN
9784121506221

ビール、バター、地下鉄料金。需要と供給の関係なく決まる価格が日本には存在する。なかでも「0年端末販売禁止」などで印象が強く、生活と密接な関係にあるのが「携帯電話料金」だ。多くの消費者が「高止まりしている」と感じるその裏に、大きな力が関与している実態があると吉川氏は主張する。それはつまり「官製価格」だ。10年代の日本を占うキーワードとして「ガラパゴス化」を提唱し、総務省有識者会議で委員を務める氏は、官製価格化こそが市場からダイナミクスを失わせ、経済の停滞を招く元凶と警鐘を鳴らす。官製価格化で私たちの生活はどんな影響を受けているのか? 官製相場や官製春闘はいい結果につながっているのか? そして歪められる価格の裏に隠れる者の正体とは? 今すぐ「官製価格化」から脱却しないかぎり、日本に未来は無い!

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