取り寄せ不可
『新刀辨疑』は安永八年(一七七九)年に刊行された日本刀の研究書で、古書として長く刀剣愛好家から支持されてきた。本書は同書の寛政増補版を現代語として蘇らせたものである。冒頭の「創剣論」で魚妙の鑑定に関する考え方を述べたあと、慶長期(一五九六~一六一四年)以後から刊行時までに制作された七〇〇を超える刀剣についての押形と解説や千二百名の刀工の出自、作風、評価等について記載し、巻末で刀工と目利きの歴史について述べている。現代語訳にあたって、新たに刀工の系図を作成し、刀工各派の様子の理解に役立つように工夫した。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。